スクーターで帰省した息子が何故かセントレアから飛行機で沖縄へ帰ってしまったため、置いていかれたスクーターを返送するため、大阪南港まで原チャリツーリングしてきました。
名古屋港から貨物便もありますが、ネットで調べると最安でもなんと\33,000-
ところが、大阪南港から那覇港へ行くA-LINEの琉球エキスプレスは、何故か\13,219-で運んでくれるとのこと。燃料代や帰りの電車代を考えても\20,000-の差はでかい。
ルートを検索してみると、最短で200キロ弱・・・・
悩みましたが、大阪行きに決めました。
そのルートは・・・これです。
クルマの設定だとどうしても原付では通行不可なところが選ばれてしまうので、
設定を自転車にしてのルート検索です(笑)
原チャリだと平均時速は20キロそこそこなので、走行時間だけで約10時間(焦)。
午後3時までに持ち込まないといけないので、午前3時半起床、4時に出発しました。
R1の亀山にて、トラックが多すぎて怖いので、一時路肩へ退避中
10/8,9は、F1鈴鹿GPが開催されるんだな・・・
亀山を通過して、道の駅、関宿で一休み。
時間は午前8時過ぎ。ここまで4時間、80キロくらい走りました。
関宿で一休みしたあと、燃料入れて、いよいよR1→R25へ入って峠越えです。
まあ~、このR25(旧道)、伊賀上野の手前までは、国道とは思えないくらいの酷道でした。
穴ぼこだらけのところ、ドロドロのところ、クネクネの急坂や普通車のすれ違い困難な狭いところと、まあ楽しい道でした(笑)。
家が殆どない山中でしかもガスっていたので、エンジンが止まらないことだけを祈って走ってました(笑)。
峠を登りきると、視界が開け日も差し始めました。全行程のほぼ中間地点の柘植に無事に到着です。
時間は午前9時です。100キロ走破するのに5時間近くかかったことになります。
柘植から伊賀上野を過ぎたあたりまでは、比較的平坦で気持ちよく流すことができました。特に、下柘植は、RCフライトショーが開催されるKFC(木津フライングクラブ)の近くなので何度か来たことがあり、見覚えのある風景でした。
しかし、伊賀上野から笠置町までのR163は、またまた峠越えでした。路面はいいので、トラックや乗用車がかなりのスピードで走っていて怖かった。途中、京都府の標識もあり、一時的に京都府内も走ったことになります。
笠置町役場前から奈良市街までは、ナビの設定ルート従ったら原チャリにはかなりキツイ峠道でした(汗)。ナビに従わず木津川沿いに行けば良かったと後悔。
奈良市街に入ったのが午前11時。全行程の3/4(150キロ)を走破しました。
東大寺の大仏殿を横目に見て、春日大社前を通過して、奈良公園でシカを見ながらまた一休み。
ここで、ナビを確認すると、ナビの設定経路は、生駒山を通過するあの ”暗峠” を通るようになっているのに気付きました(緑線)。
暗峠は、最大31度の急坂らしいので行ってみたかったのですが、暗峠の急坂はコイツでは無理でしょう?
ということで、急遽、生駒山の南側を迂回するルートを通ることにしました。
赤線は、実際に走行したルートです。
奈良市を南下した後に西進し、法隆寺前を通過して、王寺町、柏原市を通過することになります。
JR法隆寺駅前で一休み。
王寺町から柏原市までのR25はかなり渋滞していたので、R169へ迂回してから柏原市内に入り、再びR25へ復帰しました。
そして、八尾空港の近くで本日2回目の給油。ガソリンスタンドの尾根遺産は、宜野湾ナンバーを初めて見たようで「読み方が判らへん」って言っておりました(笑)。
この後、渋滞の大阪市内を横断して、午後2時過ぎに大阪南港のA-LINE事務所に無事に到着しました。何とか3時前に到着したでえ。
奈良から南港までの最後の50キロは、渋滞と暑さで一気に疲れてしまいましたが
・・・。
事務所にて必要書類に記入し、輸送代を支払って手続き完了。
息子のバイクは、船積みされるまで倉庫内で休憩にはいりました。
まあ、本当にご苦労さんでした。原チャリで200キロ越えは、大型の400キロ以上の負担だったと思います。
走行距離210キロ、10時間に及ぶミッションは無事に完遂です。
帰りは、ニュートラム&地下鉄で難波に出て、
かなり疲れてましたが難波を歩き廻って夕飯を食べた後、
名古屋行きの近鉄特急にてビール飲みながら帰ってきました。
まあ、とにかく疲れました。
ニュートラムの駅
なんばグランド花月前
新喜劇が始まるって宣伝しておりましたが、時間ないのでスルー
夕ご飯は、めしやにてチキン南蛮定食。
ご飯大盛り無料とのことで大盛りにしてもらったら、ご飯がやたら多かった
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